苫小牧ファンタジードーム 概要・歴史
ドン・キホーテになった後もジェットコースターが残っていた
苫小牧ファンタジードーム(ファンタジードームとまこまい)は北海道苫小牧市にあった屋内遊園地。
1990(平成2)年9月に長崎屋により開設された全天候型室内遊園施設で、コンクリート4階建て、高さ50mに達する大型建物の内部に時速85kmのスーパーローラーコースターやメリーゴーランドなどの大型遊具25種のほか、輪投げや射的を楽しむカーニバルコーナー、フードパークなどを備えた。施設は苫小牧駅のすぐ北側に位置し、連絡通路「スカイウエー」で駅に直結していた。
景気の低迷などにより徐々に客足が落ち、わずか7年後の1997(平成9)年1月に閉園。
閉鎖後の建物には改装の上で長崎屋苫小牧店が入居、さらに2010(平成22)年にはMEGAドン・キホーテ苫小牧店となった。
MEGAドン・キホーテ苫小牧店として営業しながら建物外部にジェットコースター経路の一部が残された状態が続いていたが、2019年の改装でチューブが撤去され、残っていた面影もなくなった。
(※参考:『苫小牧市史 追補編』(苫小牧市、2001年3月))
改装・転用・リニューアルされています
2015-03-25
2023-12-14