きんごろう 概要・歴史
4分の3だけ廃墟の小店舗
きんごろうは神奈川県足柄下郡箱根町の飲食店。仙石原の県道75号線沿いに位置する。
2階建ての小規模店舗で、向かって右側の「弁天」は2020年10月現在も営業しているが、左半分の「きんごろう」が閉業し、テント部分が全体に傾くほどになっている。
建物自体はそれらしい存在が1960年代の空中写真でも確認できるが、正確な開設時期は不明である。
2009年10月時点では営業状況が怪しい様子ながら「そばうどん きんごろう やきとり」の立札型看板の文字がはっきり判読できる。店舗入口には数寄屋門風の意匠が施されている。
2014年4月時点で営業している様子が見られず、2017年7月までに立札型看板が半壊している。2019年4月までに看板表面が完全に剥落している。
2020年10月時点で現存し、数寄屋門風の部分はなくなっている。また2階は雀荘だったらしいが、窓が開け放たれベランダ部分が崩れ落ちている。「麻雀荘きんごろう」の看板が文字が掠れながら残っている。
また、隣接地には2階建ての店舗跡があり、「金物から日用雑貨 くだもの青果」の看板が残っているが、テント部分は錆びついた骨組みのみを残して剥落、シャッターに落書きがされている。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2020-10-27