旧・魚の町団地 概要・歴史
現存する戦後最古の団地の1つ
旧・魚の町団地は長崎県長崎市にある団地旧施設。
1948(昭和23)年築の鉄筋コンクリート造4階建ての公営住宅で、現存する戦後最古の団地の1つである。「48型」と呼ばれる同年建設の団地で現存するのは、長崎のこの旧・魚の町団地と広島、下関の3棟しかない。
各戸の間取りは8畳または6畳の和室で、台所やトイレがある。当初は風呂場がなかったが、1978(昭和53)年に階段部分に浴室が増設された。また地下に倉庫があるのが特徴的である。
2019(平成31)年に閉鎖され通常立入はできないが、長崎市土木部住宅課により団体見学が可能になっており、2023(令和5)年3月18日には「ビンテージビルヂング 魚の町団地チャレンジウィーク!」と称した団地内見学が行わている。
またアートギャラリーなどのイベントや将来的な保存・活用に向けて事業者向けのお試し入居などが行われている。
2023-05-23
2024-09-08