露天のゆ金閣 概要・歴史
露天のゆ金閣は石川県小松市の旅館。粟津温泉に位置する。
1974(昭和49)年10月に「辻のや」が「金閣」を買収、1977(昭和52)年4月に現建物が建設された。
1982(昭和57)年5月に粟津観光金閣が設立され経営が分離される。
『J GUIDE 温泉・宿ガイド 北陸』(山と渓谷社、2000年11月)では、回遊式苔庭園、ロビーの大壁画、館内に展示された骨董品美術品、文化勲章受章者が2年がかりで制作した彫刻がある大浴場、プールやテニス場やパターゴルフ場などがある施設「花と緑のジョイフル広場」と、豪華な施設が紹介されている。2006年5月に改築され、広大に敷地に4棟ほどの建物があり、総客室数300室の大規模施設となった。温泉も自家掘りの源泉で、屋外には四季折々の風情が楽しめる広大な庭園や「森のプール」と呼ばれる施設を備え、こだわりの料理が自慢だった。
1995年4月期には年間収入高約14億1700万円を計上したが、徐々に業績が悪化し、コロナ禍などもあり2020年6月末より休館状態になった。
建物は管理されている。
(※参考:旬刊旅行新聞2022年8月30日)
2023-09-01
2024-11-08