見分森公園プール 概要・歴史
落ち葉の降り積もったプール
見分森公園プールは岩手県奥州市(旧・水沢市)にあったプール。
見分森公園(グリーン・ヒル見分森)内、鹿鳴荘の南側に位置し、池に隣接する。
見分森公園の造成時に建設されたらしく、少なくとも1962(昭和37)年時点で所在する。
可動式の屋根とレールがプールサイドに設置されており、全天候型の屋外プールだった。
地下水を汲み上げてプールに使用していたらしく、かつての利用者によると夏場でも水温が低くて寒かったという。
不使用となった正確な時期は不明だが、老朽化や震災による損傷により使用されなくなったらしい。
2024年11月時点でビニール部分があちこちで破れて垂れ下がり、プール底には落ち葉が降り積もっている。使用券売り場には、2006年に合併で奥州市になった「水沢市」の表記が残っている。
2021年の奥州市資料では、撤去の予定と記されている。
2024-12-29