温海グランドホテル 概要・歴史
東北最大規模の廃ホテル
温海グランドホテルは山形県鶴岡市にある温海温泉(あつみ温泉)のホテル。
開業時期不明ながら1970年代より存在が確認できる。
7階建ての東館と6階建ての西館から構成され、さらに山側(裏側)にも建物が並ぶ全57室の大規模ホテルで、東館最上階にはスカイラウンジ、1階には大広間や大浴場、ティーラウンジ、レストラン「さくら」などを備えていた。また、黄泉石と呼ばれる天然鉱石を敷いた岩盤浴も売りだった。
2013年に閉業した後、やや荒れた状態となり、「東北地方最大の廃墟」とも呼ばれるようになった。敷地内には廃車も放置されている。
2022年9月時点で現存する。
なお温海温泉の名は、温泉水が温海川を通して海へと流れ込み温めたことが由来だという。
2015-02-05
2022-09-21