沼津ロッジガーデン(香貫山の廃墟) 概要・歴史
元バーベキュー店、一時はディスコハウスにも
沼津ロッジガーデンは静岡県沼津市のビアガーデン・バーベキュー店。香貫山(標高193m)への登山道路の途中に位置する。「沼○ロッジガー○ン」「香貫山のお化け屋敷風廃墟」等として紹介されていることもある。
開業・閉業時期不詳ながら、電話帳に記載がないため、1993年以前に閉業していたらしい。2005年時点で既に廃墟としての言及が見られる。
道沿いの2階建て木造建築の他、山の斜面に沿って階段が設置され、上方にも建築物がある。元々はバーベキュー店で、一時期はディスコハウスとして賑わったと言われている。
道沿いの建物は窓ガラスが割れ壁にも崩落箇所があり、不法投棄らしい物品も散乱し、かなり朽ちた状態にある。
一時はホームレスが不法居住していたらしく、2015年時点でも居住者があったらしい。
2022年5月時点で現存し、2019年の頃とは逆に、向かって左側の入口のシャッターが閉じられ、向かって右側の扉が開け放たれている。
建物内には物品が押し込まれ、2階部分はガラスや天井の破損が目立ち、落書きもいくつか確認できる。
道沿いの建物に近い方は大きめの2階建ての家屋らしく、その横に少し小さめの倉庫のような建物がある。また、この倉庫らしき建物の前には鉄筋の大規模な骨組みもある。テラスの跡で、沼津市街地の夜景を眺めながら、ビールやバーベキューを楽しめたとも考えられる。
2015-03-12
2023-10-22