天野屋旅館は神奈川県足柄下郡湯河原町の旅館。 1877年に創業。伊藤博文などの著名人が定宿としたほか...

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名称 天野屋旅館
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上
種類 廃ホテル・宿泊保養施設・温泉
神奈川県の廃ホテル・宿泊保養施設・温泉
スコア
★★★★ 28
現況 解体
評価 ■■

天野屋旅館 概要・歴史

夏目漱石「明暗」に登場

天野屋旅館は神奈川県足柄下郡湯河原町の旅館。

1877年に創業。伊藤博文などの著名人が定宿としたほか、夏目漱石の小説「明暗」の中に登場するなど、湯河原を代表する老舗旅館だった。

各地の銘木を多用された歴史的に価値のある建築で、国登録有形文化財に指定されていた。

「交通公社のエースガイド伊豆・箱根・富士」(日本交通公社、1987年)には「味と真心サービス主眼」「貼るの筍・夏の鮎・冬の山菜開運鍋が自慢」「3階、66室」と紹介されている。

2005年4月に閉館し、建物のほとんどは2008年より解体された。

本館が取り壊された後も別荘とプール跡が残されていたが、それも2017年2月までに撤去され別施設が跡地に建てられている。

注意 解体され現存していません

天野屋旅館 画像

天野屋旅館(2004年12月)
天野屋旅館(2004年12月)
©Google
「交通公社のエースガイド伊豆・箱根・富士」(日本交通公社、1987年)より
「交通公社のエースガイド伊豆・箱根・富士」(日本交通公社、1987年)より

近くのスポット

天野屋旅館 ストリートビュー・空中写真

天野屋旅館 関連ブログ・参考リンク

A別荘&プール
https://mindtravel.web.fc2.com/kanagawa2/k-a22-01.html
2008/秋etc 訪問A別荘&プール某温泉地を散策中、視界の先に見えたのは何やら古めかしい建物。かなり朽ちているものの、その趣きには時代を感じます。山側からアプローチを掛けてみると、何故か出くわしたプール。しかも結構本格的で、奥側は人の背をゆうに超える深さ…。このプールも先程の建物も、実は歴史ある某旅館の敷地内。ただし某旅館本体は、この訪問時点で既に解体されていた訳で。浮輪やボールのサイズ設定が、妙に細かい気がする。値段もレンタル代としては高い…、これじゃ100均で買うし。こちらは子供用のプールで、適度な浅さに親御さんも一安心。単純な長方形ではないところに、設計者の意地が垣間見えます。このプールは流石に浅すぎて、幼児用としてもどうか…。枯葉に隠れてわからないだけで、実は凄く深いとか。この辺でプールを後にし、切り通しを通って旅館の方へ。切り通しの先でまず見掛けたのは、結構大きな木造の建物。床が板張りで天井が高い…、果たして用途は何だったのか。宴会場ではなさそうで、遊技場もしくはダンスホールとか?それはそうとして、此の椅子は味があって良い感じ。部屋の片隅に積まれていた、油絵の習作のようなもの。実は、当物件を語る上での重要なアイテムだったりする訳で。次のページ戻るTOPPowered by FC2ホームページ
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