黒崎砲台 概要・歴史
東洋一の砲台跡
黒崎砲台は長崎県壱岐市にある砲台跡。猿岩隣の小高い丘に位置する。
1928(昭和3)年8月着工、1933(昭和8)年2月竣工。
対馬要塞と共に、対馬海峡の防備のため設置された壱岐要塞(いきようさい)の一部を成すものだった。
未成巡洋戦艦「赤城」(空母「赤城」に改装)の主砲塔(砲塔四五口径四〇糎加農砲)が設置され、水上艦船への砲撃を目的としていた。砲身の長さ18.83m、弾丸の重さ1t、最大射程距離約35kmで、東洋一と謳われた。普段は地下に潜り、海上からは見えない構造だった。
一度だけ試射されたものの、終戦まで一発も実弾を発射することがなかった。
終戦後に砲塔は解体され、周辺構造と巨大な円形の穴が残されている。
案内板等が設置され管理されており、安全に見学できる。
2019-12-26