https://www.fukeiki.com/2013/12/tomada-onsen-noritake.html
岡山県岡山市に本拠を置く旅館経営の「乃利武」は、11月29日付で岡山地方裁判所へ自己破産を申請し倒産したことが明らかになりました。1910年に創業の同旅館は、苫田温泉にある客室数56室・収容人数250名の温泉旅館で、客室のほか大宴会場やホールを有し、また、天然ラジウム温泉や中庭の庭園が人気となっていました。しかし、個人消費の低迷による客足の落ち込みに加え、団体客も減少の一途を辿ると、設備投資による借入金が資金繰りを逼迫したため、事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。負債総額は約9億円の見通しです。
http://notarico.net/blog-entry-90.html
着きました。ここが乃利武。でも老舗旅館と聞いて予想していた風情と違います。旅館というより「科学特捜隊本部」といったものを連想させる建物のつくり。これとかこれとかこの施設の全貌を知りたくなった私は、近くの高台に上がりました。右下の家屋は民家で、その奥の緑豊かな山の懐に抱かれた建造物群すべてが乃利武です。こんなに大きな施設だったとは。特撮映画に使われる巨大な科学基地のジオラマセットを見ているかのようだ。
https://www.departure-ruins.com/hotel-n/
老舗ホテルに付属したプール。地元ではよく知られたホテルだったが、景気の低迷による客足の落ち込みにより2013年に倒産した。解放感のある光景が広がる。黄色い看板。イメージキャラクターだろうか。季節は夏、緑が繁茂している。