プッペンハウスヨシノ 概要・歴史
プッペンハウスヨシノは静岡県伊東市の博物館。
1992年に開館した日本初のドールハウス専門の博物館で、オーナー自ら世界各地で探し集めてきた作品を展示していた。それ自体ドールの世界から飛び出したような、ユニークな2階建て建築だった。
「マップルマガジン伊豆1996年版」(昭文社、1996年3月)では「プッペンとはドイツ語で人形の意味」「館内には世界各国のミニサイズの家や部屋が展示されている」と紹介されている。
2002年8月に閉館し、2009年に福岡県北九州市八幡西区で「プッペンハウス・ドール博物館」として再開するも、2013年頃に再び閉館した。
北九州市の建物は解体されたらしいが、伊東市のプッペンハウスヨシノ跡は2022年8月時点で現存し、個人宅または倉庫として現役利用されている。
かつては「プッペンハウス前」というバス停もあったが、現在は廃止されている。
なお、ここに展示されていた所蔵品の一部は、現役の「箱根ドールハウスミュージアム」に収蔵されているらしい。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2022-01-27
2022-10-17