若松寮 概要・歴史
W寮
若松寮は愛知県尾張旭市平子町にある学生寮。「若○寮」「W寮」等と表記されていることもある。
元々は全寮制の名古屋市立緑丘小学校・中学校の寮であった。2~4階建てほどの建物複数から構成され、プールなども備える。
緑丘小学校・中学校は、1967(昭和42)年1月1日開校。入居者減少により、1991(平成3)年3月には小学校が休校となり、1993(平成5)年3月に中学校を含めて廃校となった。
若松寮は存続したが、1997(平成9)年に名古屋市名東区山香町に移転し、2016(平成28)年4月1日に民間移譲され、社会福祉法人昭徳会児童養護施設名古屋若松寮と改組されている。そのため、当地に残る若松寮は若松寮の旧施設である。
2009年時点で窓や入り口がベニヤで封鎖される等、管理されている。
2015年より校庭が平子仮設広場として利用されている。また、現役の給食センターと隣接する。
また、隣接して名古屋市立保育短期大学が所在した。1953年開校、1997年に廃止され、現在は名古屋市立大学の一部となっている。名古屋市立保育短期大学の跡地は若松寮と同じく閉鎖されたまま廃墟状態となっている。
南側ゲートは若松寮と名古屋市立保育短期大学の入り口が向き合って並ぶ形となっている。どちらも立入禁止の看板、防犯カメラが設置され管理されている。
北側ゲートには立入禁止の看板、鉄条網が設置され、ゲート向こうに続く道は雑草が茂り草木に埋もれつつある。
2014-10-07
2022-06-15