小脇(京丹後市) 概要・歴史
小脇(こわき)は京都府京丹後市(旧・丹後町)にある廃村集落。
1980(昭和55)年に無人となった。
公民館兼作業所のほか数軒の廃屋が見られ、一定の手入れが行われているが、一部建物で屋根に損壊が確認できる。
集落北側には虎杖小学校(いたどりしょうがっこう)の旧校舎が残り、現在は鞍内キャンプ場として利用されている。
虎杖小学校は1890(明治23)年に平(へい)尋常小学校分教場として発足。1896(明治29)年に上宇川第二尋常小学校、1907(明治40)年に虎杖尋常小学校と改称。1923(大正12)年12月、火災により校舎が全焼。
1938(昭和13)年、上宇川尋常高等小学校の虎杖分教場となる。1964(昭和39)年、現存する鉄筋二階校舎が竣工、丹後町立虎杖小学校となる。
2014-03-19
2021-04-02