砂丘観光ホテル林 概要・歴史
砂丘観光開発初期のホテル
砂丘観光ホテル林は、鳥取県鳥取市(旧・岩美郡福部村)にあったホテル。鳥取砂丘・多鯰ヶ池そば、県道265号線沿いに位置する。「S観光ホテルH」等として紹介されていることもある。
在日本大韓民国民団の団長を務めた林鐘建氏1964(昭和39)年に日本交通公社とともに砂丘観光開発に着手、休憩所「サンドハウス」を開業。次いで簡易宿泊所「はくよう」を開店、これらが増改築され1974(昭和49)年に「砂丘観光ホテル林」となった。県道から一段低い多鯰ヶ池畔に立地し、4階建て全25室の建物だった。
電話帳には1999年まで記載があり、1999~2000年頃に閉業したらしい。少なくとも2008年時点で廃墟として言及されている。
2011年にはかなり朽ちた状態となっている。この時点で既に一部が解体されており、その後完全に解体され更地となった。
(※参考:『協定旅館名鑑』(日本交通公社協定旅館連盟、1986年5月)、『日本の宿』(朝日新聞社、1977年4月))
解体され現存していません
2011-11-06
2024-08-02