大築島 概要・歴史
大築島(おおつくしま)は熊本県八代市にある無人島。八代海北部に位置する。
周囲約3.8kmで、島全体が良質の石灰岩でできている。
1889(明治22)年から日本セメントによって石灰岩の採掘が進み、島の中央部が海面近くまで削り取られた。最盛期の昭和30年頃には50世帯約250人が生活し、小中学校の分校もあった。
採掘が進むに連れ山麓部分に採掘面が迫り、1961(昭和36)年に従業員らは八代市へと移住、無人化した。
その後も石灰石の採掘は続き、1980(昭和55)年、日本セメント八代工場の閉鎖に伴い大築島鉱山も一旦閉鎖するが、翌月から株式会社飯田工業所大築島鉱山として再開、1995(平成7)年まで採掘されていた。
島全体に石灰石の大地が広がり、島の南側には石灰石の積み出しや物資の積み下ろしなどに使われた岸壁や施設の痕跡が残っている。
その後開発の計画があったが、実現しなかった。
現在、島の北側では埋め立て工事が行われており、島への上陸は禁止されている。
2014-12-17
2019-12-16