旭公園の配水池跡(新日鐵球場裏山) 概要・歴史
新日鉄室蘭工場の配水池跡
北海道室蘭市にある旭公園の配水池跡(新日鐵球場裏山)。
煉瓦製の壁だけが残った槽のような巨大な長方形の遺構があり、新日鉄室蘭工場の配水池跡と言われている。1948年撮影の航空写真でも確認でき、それ以前の建築と見られる。
新日鐵球場裏山は丸山(標高47m)と呼ばれ、地図上は「旭公園」とされているが、公園として整備されているわけではない。
室蘭は1907年に日本製鋼所(株)が設立され、1909年に後に日本製鉄(日鉄)に吸収される北海道炭鉱汽船輪西製鉄所が開設されたことで製鉄の町として発展する。
戦後、日本製鋼所は同名で引き継がれるが、日本製鉄は「過度経済力集中排除法」(1947年)により、1950年に八幡製鉄(株)、富士製鉄(株)、日鉄汽船(株)、播磨耐火煉瓦(株)に分割される。日鉄室蘭(輪西製鉄所)は富士製鉄(株)室蘭製鉄所となり、後の新日鉄室蘭工場の前身となっている。
2015-08-02
2022-10-06