赤金鉱山 概要・歴史
コンクリートプール跡が残る
赤金鉱山(あかがねこうざん)は岩手県奥州市にあった鉱山。南部金山・黄金坪鉱山とも呼ばれる。金・銀・銅・磁鉄鉱・タングステンが採掘された。
古くは藤原三代の金の採掘場所であり、1861(文久元)年から鉄も採掘されている。
明治より同和鉱業により銅、鉄鉱石が採鉱され、後に江刺興業株式会社に移り赤金鉱山として稼行。
1978(昭和53)年に閉山した。
立坑、抗口、コンクリート遺構、レール、トロッコ、コンクリートプールなどが山中に残る。
事故犠牲者の弔魂碑は鉱山事務所にあったが、閉山後に現在の場所へ移動したという。
また、過去に不法投棄が相次いだため地元住民の方が定期的に見回りしているらしい。
2017-11-28
2021-01-31