広滝第一発電所 概要・歴史
九州で現存する最古の煉瓦造り発電所
広滝第一発電所は佐賀県神埼市脊振町にある煉瓦造りの水力発電所跡。九州では現存する最古の煉瓦造り発電所である。
1907(明治40)年の着工当時は牛馬や人力だけが頼りだったため工事は困難を極めたという。
翌1908(明治41)年10月に完成、当時最新の機器を備え出力は1000kwだった。
現在でもタービン3基で1500kwの発電を行っており、廃墟ではない。
近代化遺産として価値ある施設だが、城原川ダムの湖底に沈む予定のため存続の危機に立っている。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2011-10-30
2021-07-07