大沼スカイタワーは北海道亀田郡七飯町の大沼の南岸にあった回転昇降式展望塔。「O沼スカイタワー」等と...

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名称 大沼スカイタワー
住所 北海道亀田郡七飯町大沼町
種類 その他・廃墟一般
北海道のその他・廃墟一般
スコア
★★★★★★★★ 32
現況 解体
評価 ■■

大沼スカイタワー 概要・歴史

道内初の昇降式タワーだったが

大沼スカイタワーは北海道亀田郡七飯町の大沼の南岸にあった回転昇降式展望塔。「O沼スカイタワー」等として紹介されていることもある。

1982(昭和57)年7月15日に開業。全高70m直径2.5mの支柱を62人乗りの2階建てキャビンが毎分1回転しながら上下する仕組みだった。

総工費5億8千万円が投じられた道内初の昇降式タワーで、完工式には地元商工会、工事関係者らが出席し盛大に執り行われたという。

タワーには付帯施設として焼きトウキビ店「タワーッ子」、食堂「タワーハウス」などが設けられ、「タワーホワイトチョコレート」などの土産品が販売された。

期待した集客が得られず、短期間で廃業したらしい。『北海道事業所名鑑』(総務庁統計局、1985年8月)の記載を最後に文献にも登場しなくなる。第二期工事として淡水魚水族館の建設計画もあったが実現しなかった。

1991年頃には錆の目立つ状態となり、入り口のビニールテントはボロボロに朽ち、周囲に雑草が茂り廃墟状態となっていた。

2003年度に七飯町が跡地を買収、2008年頃に解体された。

(※参考:雑誌『はこだて財界』(函館財界問題研究所、1982年9月))

注意 解体され現存していません

大沼スカイタワー 画像

雑誌『はこだて財界』(函館財界問題研究所、1982年9月)より
雑誌『はこだて財界』(函館財界問題研究所、1982年9月)より
雑誌『はこだて財界』(函館財界問題研究所、1982年9月)より
雑誌『はこだて財界』(函館財界問題研究所、1982年9月)より

近くのスポット

大沼スカイタワー ストリートビュー・空中写真

大沼スカイタワー 関連ブログ・参考リンク

O沼スカイタワーその1
http://www5f.biglobe.ne.jp/~punch-ht/haikyo/h037001.html
有名観光地・O沼のほとりにあった展望台で、函館を訪れた際、地元の友人N氏に連れていってもらいました。彼の話によると開業したと思ったらあっという間につぶれてしまったということなのですが、調べてみても情報が少なく、いつ頃営業していたのかもよくわかりませんでした。
タワーとキハ22 - どんちく父Oの道南鉄道業務日誌 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kihayuni254/62136232.html
さて、近年話題のタワーといえば、東京スカイツリー。列車とのいろいろな写真見かけますね。函館では、五稜郭タワー。ここはブロ友のyanaさん、絡めてアップされてます。ところで、ひと昔前、大沼にあったタワー、覚えてますか。そう、大沼スカイタワー。何でも1982年(昭
大沼スカイタワー
http://www7.plala.or.jp/tower/lost/onuma/onumaskytower.html
建物名称大沼スカイタワー所在地北海道亀田郡七飯町高さ全高70m展望キャビン最大高60m?竣工1982(昭和57)年営業中止調査中現状2008(平成20)年?解体撤去TF式分類第2種I類概要道南の景勝地として名高い国定公園・大沼の南岸に位置した回転昇降式展望塔で
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