裏半田鉱山 概要・歴史
裏半田鉱山は福島県福島市にあった鉱山。大沼鉱山、杉沼鉱山の呼称も見られるが関連不詳。
金、銀などが採掘された。
1726(享保11)年に半田鉱山の裏山として発見され、銀を産出した。
近代に入り、1917(大正6)年より安孫子六太郎が再開するも、1923(大正12)年に火災により休山。1940(昭和15)年に再開が試みられたが成功せず、廃山となった。
軌道跡、坑口跡、放置された機械類などが見られるらしい。現在も紫水晶などが採取されるという。
北西には1913(大正2)年に富田要之助が採掘した茂沼鉱山、1930(昭和5)年に松本留吉が採掘した赤山鉱山、更に焼松の奥に高原鉱山がある。
農作物盗難防止のため林道が立ち入り禁止となっている。
2017-12-11
2022-07-09