表丹沢ロープウェイ 概要・歴史
表丹沢ロープウェイは神奈川県秦野市に小田急電鉄が建設を計画していたロープウェイ。
1966年に建設事務所が設けられ、翌年にはアクセス用の林道が整備される。バスの乗り入れにはまだ不十分であったため、拡幅工事が計画されるが、地元の山小屋組合からの反対運動や、バス道路の安全基準が高まったことなどから、認可取得が難航した。
1972年に道路改修工事の目途が立ったが、自然保護団体から反対の声があがり、最終的に県から着工の無期延期の要請があった。その後、建築資材の暴騰により、1974年に事業計画自体が中止となった。
計画のまま中断されたため、目立った遺構は見られない。
地図は山麓駅建設予定地付近。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2013-11-21
2022-08-04