四郎ヶ島台場跡 概要・歴史
四郎ヶ島台場跡は長崎県長崎市の四郎ヶ島にある台場跡。
江戸時代に長崎港を警備するために建設された長崎台場の一つで、1853(嘉永6)年に佐賀藩主鍋島直正によって築造された。
遺構は3つある国指定長崎台場跡の一つとなっている。
島は堤防で繋がっており多数の釣り客も訪れているため、外周はある程度踏み跡があるものの、島内部入口は藪に覆われている。内部に見学ルートがあり、外周はロープがあるものの、急坂もあり滑りやすいため注意が必要である。また、島全体がフナムシの巣屈となっている。
入口には陸軍省の石碑が残されている。
トンネルの遺構もあるらしいが、藪の奥に位置しているため到達は困難である。
2021-07-01